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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

 

 

 

 社会医療法人杏嶺会一宮西病院にお招きいただき、CBAの話をさせていただいた。

 杏嶺会は愛知県一宮市にあり、総合病院である一宮西病院、回復期リハビリテーション病棟を備える尾西記念病院、精神科を備える上林病院等をもち、幅広い医療・福祉を展開する。法人全体のセラピストに参加いただくと伺っていたが、当日の参加者はなんとPT、OT、ST総勢で230名であった!

 会場となった一宮西病院は、大変広く、美しく、設備の整った病院で、広い会場にスクリーンを2つ使って行った。120分のお時間をいただいたため、話があちこち寄り道しても、時間を気にして早口になることなく話ができてありがたかった。「あきることなく、2時間楽しく聞くことができた」と感想をいただき、一安心だ。

 終了後の懇親会にも感激した。総勢20数名。PT、OT、ST、異なる施設からの参加メンバーが代わる代わる近くに来て話しかけてくださった。酔った記憶をたどって思い出す印象としては、圧倒的多数を占めるPTたちは、柔軟で好奇心旺盛だった。STたちは賢くて意志が強くて断固進んでいく感じ。OTはしなやかに、全体を眺めている印象を受けた。基本的に職種間の関係がよく、またそれぞれの職種に芯のある中堅・ベテランの人材が揃い、地域リハを支える強いリハチームと感じた。遅い時間から開始の懇親会に一宮の夜は更け、名古屋の自宅にたどり着いたのは深夜であったが、たくさんの英気をもらった夜であった。法人リハビリテーション部統括部長の小倉清孝氏はじめ、労を取ってくださった多くの皆様、ほんとうにありがとうございました。

 

 CBA書籍発行以来、「CBAの話を」と請われれば、日本中どこにでも行こうと決めている。対象は、STであったり、PT・OT・STであったり、看護師を含むチームであったりする。聞いてくださる職種により、理解してもらいやすいように重みづけを変えているが、基本的に伝えたいことは変わらない。これからの高齢者医療・福祉において、職種を越えて高次脳機能障害をとらえ情報共有と議論を行うことが重要であること、行動から高次脳機能障害をみる基本的視点を身に着けていただくこと、である。話をさせていただく上で一番大切にしていることは、終わった後その施設の中で、あるいはその人自身の中に、職種を越えて議論を始めてみよう、という気持ちが沸き起こること、だ。あの職種に話しかけてみよう、このことを聞いてみよう、という気持ちを感じていただくことができたのなら、私の思いは通じたといえる。

 

 ところで、今回の一宮西病院訪問でもっとも盛り上がったのは、数年前に放送されたNHKドラマ「はつ恋」のファンだったというPTの小塚眞里氏と、本当に久しぶりにこの話題で楽しく語り合った場面である。小塚さんは熱心にご覧になっており、細かい場面もよく覚えていてくださった。当時日本言語聴覚士協会の理事だった私は、あのドラマの失語症場面のすべての撮影に関わらせていただいた。失語症を知っている人が見てもおかしくないように、自然な中に失語症者の真実が見えるように、かなり踏み込んで意見をいわせていただいた。そのなつかしいドラマの話に花が咲き、当時勢いで協会を拝み倒して執筆・出版した書籍の宣伝までしてしまった。

 帰ってから、久しぶりに書籍を取り出してながめると、当時の熱い思いがいろいろよみがえってきた。書籍は、まだ在庫があるということです。主演ST村上緑:木村佳乃さん、失語症患者中山貞夫:大竹まことさん、外科医で失語症になる三島匡:伊原剛さん、の豊富な美しい写真集に、数々の撮影秘話を掲載した、ドラマ解説書となっています。興味のあるかたは、今からでもぜひお読みください。1冊1000円、三輪書店まで。

 あまりのなつかしさに、NHKドラマ「はつ恋」の宣伝で終わりました。悪しからず。

 

 

 

 

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