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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

第3回CBA講習会、盛会のうち終了しました!!


 「日常生活から多職種で理解する高次脳機能障害―認知関連行動アセスメント(CBA)を用いて―」、略してCBA講習会、無事に終了しました。第3回となり、今後のCBA普及活動の方向性を見定める、重要な回となりました。講師・関係者だけでなく、講習会を盛り上げてくださった参加者お一人お一人に対し、深く感謝いたします。

 今回の大きな成果は、講習会の中に、基礎講義に加えて看護介護、PT、OT、STそれぞれの立場から、CBAをどのように使っていくか、という講義を明確に位置付けました。前回までは、PT、OT、STのみでしたが、今回初めて看護・介護領域の講義を入れたことは、参加者の満足につながりました。講師は、書籍執筆者でもある船橋市立リハ病院のケアワーカーチーフ部門チーフ磯部香奈子さんでした。

 PT講師は野口隆太郎さん(初台リハ病院、PT部門チーフ)OT講師は佐藤英人さん(鵜飼リハ病院、リハ主任)、ST講師は伊藤梓さん(鵜飼リハ病院、ST副主任)と、今回初めての講師もお迎えしましたが、「臨床に近い、臨床に直結する講義」をモットーにした事例を交えた講義で、これまで以上の好評を得ることができました。

 これまでの講習会でも、CBAの説明を行う中で、「ADLは運動と認知から成る」というモデルを使用し、PT、OT、STの連携の話を取り入れてきましたが、今回「できるADLをしているADLにするために」セラピストと病棟スタッフの連携が必要であることを示すモデルを用いて、講習会全体を組み立てました。このことは、今後のCBAの活用を方向づけた、と感じています。CBAの持つ「高次脳機能障害をめぐる多職種連携のツール」としての側面を、改めて全面に押し出して、示していきたいと思います。

 もう1つの成果として、「聴講者参加型の講習会」を確認しました。CBAは、未だ開発の道半ばであり、今後さまざまな現場で役に立っていくためには、まだまだ多くの議論が必要です。これまで積み重ねた知見や評価実施のスキルをお伝えすると共に、参加者自身が感じる疑問や意見をぶつけ合い、議論を深める場にしていく必要があります。そのために、ファシリテーターとして参加し、議論を盛り上げ内容を深めてくださった仲間たち感謝します。CBA開発者の金井香さん、芦田彩さん、玉井優子さん、ありがとうございました。

 グループディスカッションは、職種別にせず、年次別にすることが、より高い成果につながると感じています。年次が近いことにより、思う存分語ることができ、また多職種他施設の話を聞くことで、新たな気づきを得られる、と思います。参加者の皆様が率直な意見交換をしてくださったことに感謝いたします。いただいた意見は、今後に生かしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 講習会途中、「CBAが生き物のように動き出している」という発言が聞かれました。まさにその通り、と感じています。使ってくださる方が、それぞれの考えでCBAを使用し、難しさとともに手ごたえや汎用性を感じてくださるのが、感じられました。CBAが、この先どこまで行かれるか、今は見当もつきませんが、この日感じられた勢いを止めることなく、追い風を吹かすために、私自身は一層の努力を重ねてまいりたいと思います。

 まずは、今年度しっかりとデータ収集をおこなってくこと。そしてたくさんの発信を行っていくこと。研究会、講習会と通じて知り合った仲間を大切にし、常に前向きなディスカッションを行っていくこと。これを、心に念じていきたいと思います。

 近々ディスカッションコーナーに、新たな議論を展開するための準備も進めています。多くの皆様の参加をお待ちしています!!

(冒頭写真は、講師、事務局、関係者一同、以下は講習会の風景)

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