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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

福岡県言語聴覚士会に伺ってきました!

 今年も残り2カ月となった週末、福岡県言語聴覚士会にお招きいただき、博多に行ってきました。会長の佐藤文保先生はじめ役員の皆様に、大変お世話になりました。当日会場には100名近い参加者にお越しいただき、CBAの話を聞いていただくことができました。嚥下と認知機能について、とても共感できる質問をいただき、現場のSTたちが日々私と同じ悩みで過ごしていることを、改めて感じました。

 佐藤先生から、「高次脳機能障害が苦手、と感じる若いSTが増えている。最近は、どこでも地域包括ケア関連の講習会が多く、高次脳機能障害について学べる機会がほとんどないため、参加者が大勢集まったのだと思う」とご意見をいただき、「今日の話を聞いて、高次脳機能障害が好きになるSTが増えるといいと思う」とおっしゃっていただきました。「高次脳機能障害を好きになってもらうために」という視点はこれまでありませんでしたが、確かに「難しすぎる」と思って敬遠してしまう人は少なくないことに気づき、興味を感じ知りたいと思ってもらうことは、とても大切なのだと思いました。もっともっと認知機能に関する議論を活発に行い、嚥下やコミュニケーションの評価に、認知機能を絡めて語れるようになってほしい、と思いました。

 今回の講習会でいただいたタイトルは、「高次脳機能障害のアセスメント~日常生活から理解する小児と成人~」。内容はCBAを中心に、というお話でしたが、小児に携わるSTもいるということで、小児を絡めた話をしてほしいと、ご希望をいただきました。安請け合いして引き受けましたが、簡単な話ではなく、たちまち窮地に!結果的には限られた時間ながら小児のリハについて学ぶ機会となり、どのような視点であれば、CBAを小児に適応できるかについて真剣に考えました。大変貴重な時間となり、ありがたく感じています。

 ところで、前日の夜は博多の街で懇親会をしていただき、数名の役員の方々とおしい鍋をつつきながら、熱いよもやま話にくれました。高次脳機能障害から話はそれ、宇宙人のような最近の若いSTとの付き合い方の話へ。私の持論は、「「わかって欲しい」という気持ちがあれば、必ず伝えられる。根気よくわかるように話し続ける努力は、高次脳機能障害のリハビリテーションと同じ」。さらに、結婚、子育て、あるいは結婚を選ばない人生の意味と価値とわけのわからない苦しさの話へ...と、話は深みにはまっていきました。

 年のせいか、30代40代の皆さんと話していると、どの人生もかけがえのない宝石のように思え、迷いながら進んでいく道を愛おしく感じる今日この頃です。特に女性の人生は、生涯難しい選択の連続であり、流され、これでいいのかどうか確信が持てないまま、過ぎていくものです。仕事を続けるかどうか、わからなくなることも少なくありません。だからこそ、STとかセラピストとか、この仕事に出会えた私たちはとても幸せだということに、いつか皆さんも気づくことでしょう。

 モダンで便利で、おいしくてあか抜けた大都会、雨のしたたる博多の夜と、大勢の皆様にお会いした福岡県士会での思い出を胸に、また明日から頑張ります。

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