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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

CBA講習会in名古屋、開催しました

 今年も残り1カ月を切った週末、第4回CBA講習会を開催しました。第1回に続き、2回目の名古屋開催となり、今回は私が勤める医療法人珪山会グループ内の研修も兼ね、系列の中部リハビリテーション専門学校の講堂で行いました。おひざ元で行ったことで準備もスムーズ。法人内のスタッフの参加は総勢25人となり、CBA開発に取り組んできた私たちにとって、とても大きな意味のある講習会となりました。

 外部からの参加者は35人。沖縄や岡山など遠方からお越しいただいた方もあり、ありがたいことでした。名古屋に来てから知り合いになり、CBAに興味を持って今回参加してくれた皆さんとは、これから何かにつけ近くで一緒に議論していかれる可能性が開け、とても嬉しいことでした。また、セラピストマネジャーコースでの出会いから、5名のグループで参加してくださった大阪、岸和田盈進会病院の皆さんは、終了後の懇親会にも参加してくださり、今後いいお付き合いができる予感が! OTとSTが、高次脳機能障害をめぐっていい関係を築いている様子がよくわかりました。

 講師陣は、前回の7月と同じ。午前中総論を私が担当した後、介護福祉士(磯部香奈子さん)、PT(野口隆太郎さん)、OT(佐藤英人さん)、ST(伊藤梓さん)の4人の講師が、それぞれの職種がCBAを用いる意味について話していただきました。2回目であったせいか、前回よりさらに引き締まった内容でした。

 恒例のグループディスカッションは、今回も経験年数により班分けを行いました。若い年次の班は若いなりに、経験者は経験者同士で、議論は深まっていきます。当法人からの参加は、回復期リハ病棟、一般病床、訪問と勤務先が異なり、職種も看護師、介護福祉士、PT、OT、STが参加しました。今年度から、鵜飼リハ病院の看護部門、訪問リハ部門で、本格的にCBAの運用を開始し、開始したもののすべて順調というわけではなく、進め方に迷いもある状況の中、所属施設を越え、職種を超えて意見交換を行うことができたことは、大きな意味がありました。

 最近思うことは、CBAの普及に正解も王道もないのではないか、ということです。「これでいいのか」と迷いながら、地道に、一歩ずつ、あきらめず、続けるのみ。どの職種にとっても使う意味はあるので、それに気がつく人はついてきてくれる…。と簡単にはいきませんが、今年は明らかに共感して使ってくれる人が増えているので、今はもう少しこのまま進んでいきます。

 さて、翌日名古屋で初めて、「運動認知行動研究会」を開催しました。発表者はST4人、PT1人、OT1人。事例検討が4つ。群研究が1つ。もう1つは、私の高次脳機能障害学会の予演です。すべての発表にCBAを絡めていただきました。当院をはじめ、熱田リハ、善常会リハ、あずまリハ病院から、PT、OT、STの参加をいただきました。

 初めて参加した皆さんの感想は、丁寧な事例発表(10分程度)の後、20分から30分かけてじっくりと議論を行ったことで、どの事例もとてもよくイメージがつき、いくつかの興味深い論点を深めることができ、興味深く学びが大きかった、というものでした。

 2日続けてとなりましたが、この日の懇親会も盛り上がりました。運動認知行動研究会の私の感想はいつも同じで、信頼し合うPTとOTとSTが一緒に事例について議論すると、こんなにも気持ちよく広がりながらもきちんと事例を明らかに深めるための議論になる、ということです。視点の違いがおもしろい。多方面から事例を語る。そのうちPTがST的なことを感じたり、STがOTに近づいたりする。これが私にとって、理想のリハビリテーションだ…、と感じた半日でした。

 勢いで、「来年もやる!」と言ってしまいました。皆さん、またよろしくお願いします。

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