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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

「運動認知行動研究会in練馬、2018」に参加して


 学生時代、言語発達を学んだ際、「知能検査の中で唯一測れないものが創造性です」と学びました。それゆえに人の創造性は限りがなく、患者さんである前に人である、対象者の個性や感性を大切にするとともに、私たち言語聴覚士も常に創造性をもち、豊かな経験を積んでいくように。と先生であるSTに教えていただきました。

 今回の運動・認知・行動研究会は、正にその創造性を発表者・参加者ともに強く感じる事のできる研究会でした。参加職種はNs・OT・PT・STと現在も今後も日頃の連携を図っていきたい職種の参加があり、今回は拠点が東京以外の参加者やCBAのホームページを見て参加された方など、その参加者を見ただけでも、面白いはずがない!と、最初からワクワクが募るスタートでした。

 6月23、24日に富山で開催される日本言語聴覚士学会の予演を中心に、OTの方2名が発表されたIADLの予後予測の発表、NsやPT・OTとどのような情報共有を日頃行うことがSTとして必要とされているかの発表など、どの演題も内容が濃く、時間を忘れて参加することができました。

 この研究会のコンセプトなのだろうと勝手に思っているのですが、森田先生が研究会内でも仰っていた「この研究会は、新人もベテランも職種も関係なく、言いたいことを言う!」というのは、改めて貴重な機会だと感じています。

 Ns・PT・OT・ST・・・と同職種内や、急性期・回復期・生活期と所属フェーズに分けた発表の機会はあるものの、全てが会すような場は、なかなか無いのではないかと思います。

 また、この日の発表の中にもありましたが、発表者ご自身が経験年数を重ねるに従い、所属先のTOPもしくはNO.2となり、日々の業務で意見やアドバイスを述べることはあるものの、一方で自分に言ってくれる人が少なくなってしまった、という声が多く聞かれました。

 私自身、日々の業務の中で意見を求めても、率直な意見をもらう事が難しくなり、常に「これで良いのだろうか」と、悩みながらも、少しでも目の前の患者さん(利用者さん、お客さん)が良い方向へ行くように進めています。

 この研究会のように、上下の関係なく、職種を問わず、普段は顔を合わさなくとも、リハビリテーションという一つの志を基に参加者全員がチームとなり、良いも悪いも意見も全て含めて症例に向かい合える場所は、本当に大切だと感じています。

 当日、発表をされた方には、貴重な発表だけでなく、その症例を発表しようと思った動機付けや普段の悩みまでも聞かせて下さったこと、共感できる部分が多いだけでなく、更に症例に対して考える機会を与えてくださったこと、この場をお借りして心から御礼を申し上げます。

中でも、IADLの予後予測の研究発表をして下さった2名OTの先生には、OTの専門性や視点、回復期でのアプローチや課題など様々な示唆を伺うことができ、改めてOTと働ける素晴らしさや、その専門性をもって協働した際には、STとして何ができるかの大切な課題をいただくことができ、大変勉強になりました。

 最後に個人的な感想ですが、研究会を通して、やはり専門性は確固としてあり、各々が職種を全うするために大切だと思います。そしてそれは、壊さない方が良い壁で壁の先の空間なのだと感じました。とはいえ、壁だとあまりにも高いものや厚いものになってしまうので、相手の目や声や気配が届くくらいの生垣やパーテーションくらいのものが良いのかな。とも思いました。

 たくさんの刺激とたくさんの力をいただいて、また明日頑張ろうと思える研究会でした。次回、1月6日(予定)、また皆様に胸を張ってお会いできるように、日々の業務に取り組んで参ります。

素晴らしい時間をありがとうございました!!!

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