

「会話とCBA」gene講習会の報告
年度末のとある日曜日、名古屋に本拠地を持つ医療関係者対象の講習会を運営している株式会社geneに声をかけていただき、言語聴覚士を対象とした「言語聴覚士のための高次脳機能障害に対する評価とアプローチの考え方-CBAを活用した評価の実際」と題し、会話による評価とアプローチの講習会をさせていただきました。20名強と参加者は少なく、「このテーマでは、STの関心は引き付けられないか」と悩みましたが、当日参加者の皆さんととても濃い充実した時間を過ごすことができたことで、結果的には「STに求められているのは、これだ!」と自信を深めることができました。少しだけ、当日の内容と様子をお伝えします。 STを対象に、「会話を用いた評価・アプローチ」をテーマに、1日研修を行うのは初めてでしたため、めずらしく緊張して当日を迎えました。午前中の講義は、通常のCBA講習会の時の内容とほぼ同様としましたが、午後はすべて新しい内容にして、直前まであれこれ悩みました。当日参加者の数名はCBAをすでにご存知でしたが、大方は初めて知る人でした。最後の感想で、「CBAというのが、どういうも