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​担当者:森田 秋子・菱川 法和

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CBA日記

第12回愛知県言語聴覚士会学術集会・市民公開講座開かれる!


 皆様のおかげをもちまして、表題学術集会および市民公開講座が、盛況のうちに無事終了しました。参加してくださった方々、準備・運営に関わられた方々、すべての関係者の皆様に、大会長として心より御礼申し上げます。

 さて、参加したSTから「全体として、よいプログラムだった」といっていただいたことで、まず一安心です。「徹底的に失語」をテーマに、朝一番は愛知学院大学の辰巳寛氏に、失語の発話流暢性評価をお願いしました。STとして知っておくべき知識を身につけることの重要性を訴えるために、まずは専門性のコアとなるミクロの領域から入りました。

 続いて、急性期・回復期・生活期を通じて1事例の症例検討を行い、機能障害の推移を明らかにするとともに、ICFの観点から問題点を病期別にとらえ、それぞれの病期の失語症の症状の特徴とSTの関り方のポイントを示しました。この発表は、論点が明確でよくまとまっていたことから、大変良い評価をいただきました。

 午後のランテョンセミナーでは、森ノ宮病院の椎名英貴氏による、「回復期失語症者の嚥下リハビリテーション」について話していただきました。重症度別の回復パタンを示していただいたあと、失語症者特有のコミュニケーション障害や失行を含めた具体的な特徴や関りのコツがふんだんに盛り込まれ、いつもながらわかりやすいお話でした。

 そして、最後が市民公開講座。「失語症と共に生きる―言語聴覚士にできること―」というタイトルで、4組の失語症者(ご家族)とSTのペアに発表していただきました。失語症のタイプや重症度、生活状況や生き方はそれぞれ異なりますが、発症からの経過、失語症を理解し受け入れ、たくましく上手に生きていかれるようになるまでの道は、みな感動的で、胸に強く迫ってくる発表でした。STの誠意や努力もひしひしと伝わってきて、失語症者を支える専門職であることを、あらためて強く認識することができました。後日、複数の参加者から、「失語症者の思いがよくわかった」「感動した」「言語聴覚士の役割について、改めて大切さを感じた」などなど、感想をいただきました。ほんとうに、ありがとうございました。

 地域の時代と言われて久しいですが、STが地域でバリバリ活躍するのは、そう簡単なことではありません。しかし、自分の施設にこもっているのではなく、ドアを開け、外に飛び出そう。STにできることを発信しよう。障害を乗り越え、もう一度輝く人生を取り戻す、その援助をしていくこの素晴らしい仕事に、誇りを持って歩んでいこう!!

 そんな思いを抱いていただける日になっていたら、嬉しく思います。

トップ写真は、市民公開講座発表一番手の中山さんご夫妻と渡辺小百合ST

以下は、①「病期別リハ」発表者、金森さん(急性期)、河村さん(回復期)、大島さん(生活期) ②河村さん、③大島さん、④「回復期失語症の嚥下リハビリテーション」を講演する椎名英貴氏 ⑤市民公開講座発表の米津さんご夫妻と加藤ST、⑥市民公開講座発表者一同大集合、⑦大集合その2、⑧森田閉会の挨拶

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